がん検診
がんについて
がんの種類
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肺と肺がん
女性にも急増 がん死亡率のトップ
もっとも死亡者数の多いがんで年間約7万人もの方がなくなっています。 喫煙との関係が深いことが科学的に証明されていますが、非喫煙者にも発生します。 1988年以来死亡率がトップのガンです。 -
胃と胃がん
女性にも急増 がん死亡率2位
日本人に多いがんです。死者は肺がんに次いで2位ですが、年間約5万人の方が亡くなっています。 食事や生活習慣の変化で若い世代に少なくなってきていますが、食塩を多く取る地域に多いなど食生活との関係が深いがんです。 -
大腸と大腸がん
食生活の欧米化で増加傾向
年間約5万人の方が亡くなっています。死者は胃がんに次ぐ第3位のがんです。 食生活の欧米化にともなって、患者数は増え続けています。 部位別には直腸とS状結腸のがんで約7割を占めます。 最近は飲酒との関係も指摘されています。 -
乳房と乳がん
マンモ検診で早期発見
年間約1万人の方が亡くなっています。 壮年期の女性に多く、35歳以上の方の死亡率が増加しています。早期発見が重要で、早期に見つかれば比較的治りやすいがんです。 この40年間で死者は5倍にも増えています。 -
子宮と子宮がん
若い世代に増える頸がん
がんのできる部位によって子宮頸がんと子宮体がんに分かれます。子宮頸がんは若い世代に増加しており、ヒトパピローマウイルスというウイルスの感染に関係が深いがんです。 子宮頸がんは早期発見すれば、治りやすいがんです。
参考リンク
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がん検診について
がん検診を正しく受けるためには、「がん検診を正しく知る」ことが必要です。正しい知識を持ってがん検診を受診しましょう。
参照:がん情報サービス -
がんの動向
2023年にがんで死亡した人は、38万2504人(男性が22万1360人、女性が16万1144人)で、全死亡数の24.3%を占めています。1981年から連続して死因のトップになっています。
参照:日本対がん協会 -
がんの部位別統計
2023年の部位別がん死亡数を死因順位別に見ると、トップは男性が肺がん、女性が大腸がんです。がん罹患数は男女ともに膵臓がんが増加している一方で、男女ともに肝臓がんが減少傾向にあります。2020年のがん罹患数を見ると、男性は前立腺、女性は乳房が最も多くなっています。
参照:日本対がん協会 -
がん検診とは
がん検診は、がんを対象にした検査です。胃や大腸、肺、乳房、子宮など、がんができる部分が異なればがんの特徴も変わってきます。がん検診では、それぞれのがんを調べるのに適した検査が用意されています。
参照:日本対がん協会 -
検診の目的と効果
がん検診の目的は、がんを見つけることだけではありません。検診の対象となる人たち(集団)の死亡率や羅患率を低下させることが、がん検診の目的です。
参照:日本対がん協会 -
検診のメリット・デメリット
がん検診は、早期のがんを見つけて早めに治療を行うことで、がんによる死亡率を低下させるというすばらしいメリットがあります。子宮頸がん検診のように、がんになる前の異常細胞を見つけるものもあります。一方でデメリットもあります。
参照:日本対がん協会 -
肺がんの基礎知識
最近は肺がんの早期発見の大切さがかなり認知されてきました。自分自身を守るために、必要な知識を得ましょう。
参照:日本対がん協会 -
胃がんの基礎知識
最近は胃がんの早期発見の大切さがかなり認知されてきました。自分自身を守るために、必要な知識を得ましょう。
参照:日本対がん協会 -
子宮がんの基礎知識
最近は子宮がんの早期発見の大切さが認知されてきました。自分自身を守るために、必要な知識を得ましょう。
参照:日本対がん協会
バリウム検査について
よりよいバリウム検査のために
これまでにバリウム検査を受けたときにじんましんがでたり、気分が悪くなったことはありませんか?
また検査を受ける前に次のような症状の方はお申し出ください。
検査の流れ
検査後は次のことにご注意ください
- 検査後早めに、多めの水で下剤を必ずお飲みください。
- 検査後一日は、水分をできるだけたくさん摂ってください。
- 便意を感じなくても、定期的にトイレに行くように心がけてください。
- 翌日になっても排便がない場合、下剤の効果が不十分な場合、お腹がはったり腹痛がある場合には、医療機関を受診してください。
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バリウムの便が排泄されないまま放置すると、バリウムが固まって排泄しにくくなります。そのままにしておくと、消化管にあなが開いたり、消化器官が詰まったりするおそれがあります。
じんましんがでたり、気分が悪くなる等のアレルギー症状がでたら、すぐに医療機関を受診してください。 - その他にも異常を感じたら、当施設化最寄の医療機関にご相談ください。
マンモグラフィ検査について
デジタルマンモグラフィシステム

デジタルマンモX線撮影装置
AMULET S
AMULET S
当機構ではノイズの少ない鮮明な診断画像を描出する乳がん検査用デジタルX線撮影装置を導入しております。
コンピューターによる画像処理により検査や健診の質が更に向上します。
巡回検診車の紹介
胃がん検診車
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「すだちくん」がトレードマークの胃がん検診車
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撮影風景
(実際の検査時には扉を閉めて実施しています)
胸部検診車
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リフト付X線検診車(FPD搭載デジタル検診車) -
専用ストレッチャーのままリフトで検診車に。老人保健施設や支援施設に派遣しています -
ストレッチャーのまま撮影します -
通常の胸部撮影にも対応します
マンモググラフィ検診車
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ピンクリボンキャンペーンをはじめ各種イベントにも活躍
超音波検診車
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「イルカ」がトレードマーク -
検査室内風景
その他車両
上記以外にも、循環器検診車、子宮がん検診車があります。